管理人体験談
この体験談は、これから投資を始めようと思っている方に、少しでもその判断材料の一つになればと思い書いたものです。
今まで老後の事や、自分に万一があった場合のことなど考えたことがなかったですが、結婚を機に家族の将来や今後生まれてくる子供のためにと、同僚から紹介された保険会社に軽い気持ちで相談し始めました。
そこでの話は、ただ自分に万一があった時の家族の保証の為だけではなく、老後の為に備えるという趣旨の内容も聞き、まさに目から鱗の内容でした。それまでは、なんとなく将来の年金問題や子供の保育園問題などはニュースで見ていましたが、自分自身に当てはめて考えたことがなかったからです。
そのライフプランナーの話では、今のままだと老後を迎えるタイミングでは相当の金額不足になってしまうという試算になっており、それはこのまま働き続けただけでは到底届きそうもない提示金額でした。確かに、残りの就業期間を考えると30年余りとなり、収入も年々増加傾向にあるものの退職金と貯蓄では不安が残ると気づかせてくれました。
そこで、万一の際に家族に残すことのできる生命保険と、ドル建ての積立保険に加入することになりました。とは言っても、それを受け取れるのは20年以上先の話で、そのまとまった資金の預け所をどうするかという問題に直面する訳です。
このまま景気が良くなれば、インフレによる貨幣価値の低下によってせっかく貯めた資金にさえ不安が残りますし、使ってしまえば直ぐに無くなってしまう。そこで、そのライフプランナーの方から教えて頂いたのがマンション投資という方法でした。
最初に聞いたときは「怪しい話だ」としか思えなかったので、お断りをしたのですが、同僚や友人に相談したところ割と取り組んでいる人が多くて驚きました。今までは、お金の話なのでなかなか話しづらかったのですが、NISAやiDeCoを始めている者や、株式投資や投資信託など幅広く対策をしている等、意外と皆が投資について考えているとは思ってもみませんでした。
元々投資の知識もなく、毎月ある程度の貯蓄しかしていなかった自分も何か始めた方が良いという強い衝動に駆られて、その生命保険のライフプランナーの方に連絡をして不動産会社の方を紹介して頂きました。当日は、その生命保険のライフプランナーの方と不動産会社の営業の方と3人で喫茶店でお話を聞きました。
それまでマンション投資というものは高く売って儲けるという認識しか持ってなかったのですが、毎月入る家賃収入でローンの支払いをしていき、毎月の家賃は保証してくれるので毎月10,000円程度の負担で済み、万一の際には借り入れがなくなり家族が家賃を受け取れる事や、ローン完済後には個人年金保険の様に家賃を受け取れる、他の運用で得られた利益の預け所等、様々な用途がある事を知る事が出来ました。
ご紹介頂いた不動産業者さんも大きい会社で業績も伸ばしている会社で安心感もあるので、一気に夢や目標が増えてマンション投資の魅力にはまってしまいました。妻とも話し合いを行ない、不安はありそうでしたが渋々ながら了承してもらい、早速、不動産会社の担当者と物件を見に行き新築物件なのでとてもきれいで安心して決断をすることができました。
その後、無事に引渡しも終わり、毎月の支払いをしていたのですが、せっかくマンションを購入したのであれば、もっとよく勉強して活用していこうと思ったのです。そこで、インターネット等でセミナーへの参加申し込みや資料請求をしたのですが、直ぐに失敗したのではないかと気づかされてしまいました。
そもそもの順序が逆だったのは反省点ですが、調べてから購入すればよかったと猛省したのを覚えています。先ず、真っ先に行ったのは中古マンション投資のセミナーでした。
そこでは、新築マンションでのマンション投資はよく知ってから購入することという内容でした。
何を知るべきかというと、妥当性のある価格、妥当性のある賃料を知り、金融機関を選定して購入するべきという内容でした。信用した保険のライフプランナーさんからの紹介だったので、そこまで考えていなかったのが正直なところですが、パンフレットやAIデータなるものを提示されて信じ切っていた私は自分で調べる事をしなかったのです。
マンション投資はこういうものだ!これが普通!と伝えられることを当たり前の様にとらえてしまったのです。そこから、様々なセミナーに行き、私の疑惑は確信に変わってしまいました。今のままでは、自分が思っていた資産運用にはならないから、どうリカバー出来るものか模索し始めたのです。
そこからは様々な不動産業者に会って、今の状況をどのようにして打破出来るものか必死に相談していきました。売るしかない。返済を頑張るしかない。さらに増やしてリスクを分散するしかない…
騙されたという気持ちが一度芽生えてしまった事から、聞こえてくるのはどれも怪しいと感じてしまい、二の足を踏んでいました。そして色々と相談していく中、1番最初にセミナーに行き、騙されたかも!と気づかされた会社の担当者と会った時です。
購入した物件を売却した場合の適正価格、相場の家賃、損益分岐のタイミングなどを丁寧に教えて頂く事が出来ました。更に、現状の10,000円の支払いも中古マンションを購入することにより相殺できる話や、家賃保証になっているのであれば、本来はもう少し高く家賃が取れているはずだと教えてくれて、管理会社変更の話も聞く事が出来ました。
そして何より営業マンの話を鵜呑みにして始めたこと自体を間違いだと指摘してもらい、妻にも現状を知ってもらう事と、今後の展開を夫婦で話す場を設けようと提案してきたのです。正直驚きました。
その会社では、30年40年と長い付き合いをするお客様との関係を何より大事にしている話をしてもらいました。売って終わりという会社が多い中、その後の付き合い方で会社の価値が変わるという考え方だそうです。その会社の方と妻と話し合いの場を設け、現状と今後の展開の話をしっかりとさせて頂き、無理のない範囲でもう1戸中古マンションを持つ事で話がまとまりました。
さらにその会社の方は、オーナー様も集まる交流会に来て、実際の感想や意見交換もして下さいと言ってくれたので、妻と参加することに。その交流会では、既に8戸持っているオーナーさんや、最近始めた方、私と同じようにこれから始めようとする方で30人程の食事会でした。
そこでは、今まで聞けなかったオーナー同士の生の声が聞けて、実際に始めてみて気づいたことや今後の目標、他の投資の事など色々と勉強になる場になりました。私と同じように、新築マンションを購入された方や1棟マンションを持っている方までいましたが、この会社はお客様同士が本当にオープンに話をしていて、改めて信用できると感じる事が出来ました。
その後、その会社から物件を購入し、すでに持っていた新築物件も移管の上管理をお願いして、今の今では毎月の収支がマイナス2,000円程度まで抑える事が出来て、2戸合わせて10,000円程のプラス収入です。
この体験談は、以前の私のように当たり前と思っていることが当たり前ではなく、まず知る事により自分の身は自分で守ると皆さんに実感してもらう為に書いたもので、そして最も大事なことは、本当に信用できるパートナーを見極める事だとお伝えしたかったからです。
マンション投資は良い投資商品だと思いますが、大きな買い物だからこそしっかりと見比べてから購入することを強くお勧めします。
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