中古マンション投資を続けるためのキャッシュフローの考え方

中古マンション投資のキャッシュフローとは
中古マンション投資をするうえで欠かせないのが、お金の動きを正しく知ることです。なかでもキャッシュフローは、日々の収支を把握するための基本的な考え方として押さえておきたいポイントです。
不動産投資におけるキャッシュフローとは
キャッシュフローとは「お金の流れ」を意味し、不動産投資では家賃として入ってくるお金から、支払いに出ていくお金を差し引いたあとに、実際に手元に残る現金を表します。ここで注目するのは帳簿上の数字ではなく、口座に残っている現金の動きです。たとえば、家賃収入が毎月入ってきていても、ローンの返済や管理費、修繕に関する費用、税金などの支払いが続けば、実際に残る金額は少なく感じることがあります。不動産投資におけるキャッシュフローは、このような入金と出金のすべてを整理した結果として見えてくる実際の収支です。単に収入額を見るのではなく、どれだけお金が残っているのかを確認する視点が大切になります。
帳簿上の利益との違いを理解する
キャッシュフローとよく混同されるものに「帳簿上の利益」があります。帳簿上の利益とは、会計ルールに沿って計算された数字であり、実際の現金の増減とは必ずしも一致しません。たとえば、減価償却費は、帳簿上は経費として計上されますが、実際に現金が出ていくわけではありません。一方で、ローンの返済では、帳簿上は利息分のみが経費として扱われますが、現実には元本も含めた金額を支払っています。この違いを理解していないと、帳簿上では黒字なのに、思ったほど手元にお金が残っていないと感じることになるでしょう。キャッシュフローを見ることで、帳簿では見えにくい現実的なお金の動きを把握できるようになります。
キャッシュフローが重視される理由
毎月のお金の動きが安定しているかどうかは、物件の運用を続けていくうえで大切なポイントになります。ここでは、キャッシュフローが重視される理由を3つの視点からお伝えします。
急な出費に対応しやすくするため
物件をもっていると、ある日突然お金が必要になる場面が出てきます。たとえば、エアコンや給湯器の故障、給排水のトラブルなど、設備の修理や交換が重なることもあります。自然災害による修繕が必要になるケースもゼロではありません。こうした出来事はいつ起こるかわからず、まとまった費用が必要になることもあります。キャッシュフローに余裕があれば、急な支払いが発生してもあわてずに対応でき、対応が遅れて入居者との関係が悪化するような事態も避けやすくなります。
本業や日常生活への影響を抑えるため
会社員などが不動産投資を行う場合、家賃収入でローンを支払い、給与は生活費に使うという形が一般的です。もし、毎月の収支が安定していないと、足りない分を貯金や給料から出す必要が出てきます。そうなると、生活に使えるお金が減り、気持ちの負担も大きくなってしまうでしょう。キャッシュフローがきちんと確保できていれば、本業の収入に手をつけずに運用しやすくなり、日常生活のリズムも崩れにくくなります。
将来の売却を考えやすくするため
将来、物件を売ることを考えたとき、毎月の収支が安定している物件は、次に買う人にとっても安心材料になります。数字で状態が見えるため、購入後のイメージがしやすく、検討されやすくなるのです。結果として、売却の話を進める際もスムーズになりやすく、判断に迷いが生じにくくなります。キャッシュフローが整っていることは、物件の見えない価値を支える要素のひとつといえるでしょう。
キャッシュフローを安定させるための運用方法
キャッシュフローを意識した運用を行うことで、無理のないペースで物件を保有しやすくなります。ここでは、日々の運用で意識したいポイントをいくつか紹介します。
頭金をしっかり入れて購入する
物件を購入するときに頭金を多めに用意すると、借り入れる金額を抑えることができます。借入額が少なくなれば、毎月の返済額も軽くなり、その分手元に残りやすくなります。フルローンに近い形で購入するよりも、最初にある程度の資金を入れておく方が、運用中の負担を感じにくくなるでしょう。また、返済金額が抑えられることで、毎月の収支の見とおしも立てやすくなります。
できるだけ金利の低いローンを選ぶ
ローンの金利は、長い目で見たときの支払い総額に大きく影響します。金利が低いローンを選ぶことで、毎月の返済額を抑えやすくなり、結果として残るお金も変わってきます。金融機関ごとに条件が違うため、内容をよく比べて、自分に合ったものを見つけることが大切です。
繰り上げ返済を上手に活用する
手元に余裕が出てきたタイミングで、繰り上げ返済を行う方法もあります。これにより、返済する元の金額が減るため、利息の支払いも軽くなっていきます。結果として、返済期間が短くなったり、総額が抑えられたりと、長い視点で見たときに運用しやすくなるのです。無理のない範囲で計画的に進めることがポイントです。
家賃を安定させる工夫を続ける
キャッシュフローは家賃収入に大きく左右されます。そのため、家賃が下がりにくい状態を保つ工夫が欠かせません。たとえば、共用部分や室内のこまめな手入れ、設備の点検、入居者からの問い合わせへのていねいな対応など、小さな積み重ねが印象を左右します。住み心地のよい環境を保つことで、長く住んでもらいやすくなり、空室が出にくくなります。
中古物件を選ぶという考え方
物件選びの段階で、中古物件に目を向けるのもひとつの方法です。新築よりも価格が抑えられていることが多く、購入時の負担が軽くなりやすい傾向があります。その分、毎月の返済に追われにくくなり、運用の流れも穏やかになります。立地や建物の状態をよく確認したうえで選ぶことで、無理のないスタートを切りやすくなるでしょう。
不動産投資で得た利益の上手な使い道
不動産投資で家賃収入が積み重なると、手元に利益が残るようになります。このお金をどう使うかによって、その後の運用の進めやすさは大きく変わります。ここでは、利益を無理なく活かすための考え方を見ていきましょう。
空室に備えて手元に残しておく
入居者が退去したあと、すぐに次の人が決まるとは限りません。空室の期間が続くと家賃は入ってきませんが、ローンの支払いや管理費などは変わらず必要になります。そんなときのために、日頃から利益の一部を手元に残しておくことが大切です。あらかじめ準備ができていれば、収入が途切れる期間があってもあわてずに対応しやすくなります。毎月の家賃が入らない状況でも落ち着いて行動できるよう、ある程度の金額を確保しておく意識が必要です。
修理や手入れの費用として備える
物件を長く使っていく中で、設備の不調や建物の傷みは少しずつ出てきます。エアコンや給湯器などの交換、外壁や屋根の手入れなど、まとまったお金が必要になる場面もあります。こうした出費は突然やってくることが多いため、利益を少しずつ積み立てておくと安心です。普段から備えておくことで、修理のタイミングを先延ばしにせず、住みやすい状態を保ちやすくなります。
税金などの支払いにあてる
不動産から得た収入には税金がかかります。利益が出ているにもかかわらず、税金の準備をしていなかったために、別のお金を使って支払うことになると負担に感じやすくなります。そのため、家賃収入の中からあらかじめ必要な分を取り分けておくことが大切です。生活費と不動産のお金を分けて考えることで、家計の流れも整理しやすくなり、管理もしやすくなります。
まとめ
中古マンション投資では、毎月のお金の流れであるキャッシュフローを意識した運用が欠かせません。収入と支出のバランスを把握し、無理のない形で物件を管理していくことが、長く続けていくための土台になります。また、急な出費や空室に備えておくことや、修繕や税金の支払いを見据えて資金を管理することで、日々の運用に余裕が生まれます。キャッシュフローを見える形で管理し、使い道を考えながら運用を続けていくことで、自分のペースを保ったまま不動産投資と向き合いやすくなるでしょう。
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引用元:https://fudousan-toushi.jp/
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